カレー南蛮そばカレー南蛮そば


脱力のカレー南蛮そば

午前3時10分起床。浅草は晴れ。あー「カレー南蛮そば玉落とし」が食いたい、と思っていた。それじゃ夕方にでも二丁目の「翁そば」に行けば良いんじゃないのか、と思うが、なぜが腰が重いのである。どうなっているんだ、と考えたりするのだが、そんな時ランチを食べにいった「墨田区役所 食堂」に「カレー南蛮そば」があった。

いと嬉し、なのである。ここ「墨田区役所 食堂」の「カレー南蛮そば」は勿論定番ではなく(本当はローテーションがあるのだろうが)何時出てくるのがわからない。それを見つけた時は本当に嬉しい。「今日はカレー南蛮蕎麦を手繰るぞ」、という気持ちにさせられる。

しかし「カレー南蛮そば」はどこかで力が抜けているのである。これが、なぜが腰が重い、の理由ではないのか、と考えている。つまり「カレー南蛮そば」は何時も食べたいのだが、それこそ「カレー南蛮そば」は何時でも食べられる、と云う安心感が脱力の正体ではないのかと思うのだ。

カレー南蛮そばの凄さ

「何時でも食える」と思うと、確かに特別感がなくなってしまう。今日食べなけれは次は何時食べられるのか分からない、というような感じのものであれば心が決まるのである。「墨田区役所 食堂」ではそれに近いものだが、「カレー南蛮そば」全体を見れば、まあ何時でも食べられるようなものなのだ。

しかし、あたしはこの「ハイブリッド」が好きなのだ。可能であれば毎日でも食べたい。でも、毎日食べてよいものなのかはずばり「ダメ」だろう。そう、あたしは糖尿病なのだ。この小麦粉の多い蕎麦もカレーも決して身体に良いものではない。ましてや蕎麦粉10割の蕎麦ではカレーが負けてしまうだろ。

しかし、「カレー南蛮そば」は単純且つ奥の深い「ハイブリッド」だ。あたしは「ハイブリッド」を褒めまくっていた人であるが(笑)、ただカレーと蕎麦と云う2強の組み合わせではない。この2強の「マリアージュ」しているものは「小麦粉」である。それがうまいのだが、あーけれどあたしは糖尿病なのだ。[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]

カレー南蛮そば

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F