モーニング(玉子付き)モーニング(玉子付き)


12年も通っているのか

午前3時20分起床。浅草は晴れ。この日は鐘ヶ淵の病院(「すみだ石橋クリニック」)まで糖尿病の検診に出掛けた。いつもは土曜日に行くことが多いのだが、この日はウイークデーに行ってみた。それは何時もよりも空いていたのだが、その待合室の片隅に座り、あたしはこの病院に通い続けて12年にもなるのかと思った。

なぜこの病院にしたのかは簡単で、脳梗塞のリハビリテーションの病院(「東京リハビリテーション病院」)の近くだったからだ。そのリハビリが終わっても糖尿病の病院を変えることはしなかった。あたしは台東区の人間であるが、あたしの命を救ってくれたのは「墨東病院」を初めととするこれら墨田区の医療施設なのだ。

だからこそ、今でも電車に乗って出掛けている。その病院が終わり、漸く朝ご飯だ。今日は何処にしようかと考える。そうだ墨田で喫茶店を探してみよう、とスマホで検索をする。いや、12年間というもの喫茶店を探すこともなかったのだ。すると直ぐ近くに「café Effot(カフェ エフォート)」という店がある。

café Effot(カフェ エフォート)

おーなんとラッキーなことなのだ、と鐘ヶ淵ならではの脇道に入っていく。すると太い道路沿いに「café Effot(カフェ エフォート)」が建っているのが見える。腹がぐーっとなる。もしかしたら食べられないものばかりかもしれないが、その時はその時である。まあなんとかなるさ、と扉を開けた。

この喫茶店はレトロな店とは正反対だ。ずばり明るいのである。それに店内が思ったよりも広い。あたしは壁側のカウンターに座ると。店員さんがメニューを持って来てくれる。メニューには色々とあるようだが、「モーニング(玉子付き)をもらった。

モーニング(玉子付き)の玉子の皮は剥けていたのだ

コーヒー-はアメリカンだ。先にコーヒーがでてきたが、あーこのコーヒーは飲めるのだ(笑)。変な癖が一切ないのである。そしてモーニングのデッシュが届く。勿論パンがメインであったのだが、このパンはおいしい。本来なら食べてはダメなものだが、バターが多ぷっりと染み込んだパンを食べるのだ。

いや、うまいのだ。久しぶりで食べた(あたしから云わせてもらえば)普通のパンに震えがきた(笑)。そして、あたしは玉子を剥こうとして驚いたのだ。なんと綺麗に剥いてある。あーひとつ楽しみが減ったのだが、ここの客層を見てなんとなく納得したのだ。みんなあたしの歳に10歳程歳を足した先輩ばかりだったのだよ(笑)。

アメリカンコーヒー

モーニング(玉子付き)

皮が剥いてあるゆでたまご

café Effot(カフェ エフォート)
東京都墨田区墨田4丁目20-4