ちくわ天そばちくわ天そば


ちくわ天そば

午前3時10分起床。浅草はくもり。「ゆで太郎」のメニューにあった「太刀魚のちくわ天そば」は(あたし的には)とても気に入っていた蕎麦だった。なんと云っても、あの巨大な「太刀魚のちくわ天」がうまかったのだ。残念ながら今は食べられなが(メニューから消えてしまったのだよ)、また復活したら食べてみたい蕎麦なのである。

この日は「墨田区役所 食堂」でのランチだった。ただの「ちくわ天そば」が出ていたのでそれを食べることにしたのだが、この「ちくわ天そば」は、好きな「太刀魚のちくわ天そば」に比べれば大分見劣りするのは確かだ。そう、なんと云って「ちくわ天」の大きさが足りない。

それにだ、決して秀作とは云えないこの蕎麦の、その「ちくわ天」を噛むとやや堅いのは承知しているのだが、いやそれでも堅いのである(笑)。よく噛んで食べればうまいことはうまいのだが、それは噛むことによるうまさで、噛むことを推奨するグルメ記事など見たことがない(笑)。そしてなによりも「ちくわ」の形態が悪いのだ。

ちくわ天は天ぷらなのだ

この「ちくわ」は斜め横に二つに切ってあるのだが、その切り方には疑問が残るのだ。どうせ切るなら縦に二分割の方が良かったのにと思う。その方が長い「ちくわ天」を演出できたはずだ。本来ならば切らずにまるまる一ッ本揚げて欲しい処なのだ。なにせのせるのは「ちくわ天」という「天ぷら」なのだ。

つまり、これは「天ぷらそば」の一種なのである。焼いてある「ちくわ」をわざわざ「天ぷら」にしている。つまり「天ぷら」の天才に全てを託したのだ。蕎麦は「天ぷら」と出会うことでガラリと様相を変える。その変わる具合が楽しいのであるが、「海老天」を二つに切るところなどあるのだろうか(笑)。[お蕎麦deランチ][浅草でランチ

ちくわ天そば

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F