コンビーフのホットサンド&コーヒーコンビーフのホットサンド&コーヒー


ローヤル珈琲店

午前3時50分起床。浅草はくもり。「ローヤル珈琲店」は浅草らしい喫茶店である。ちゃんと「ホットサンド」というウリがあるのだ。ただ店は狭くはないのだが、コロナ禍の中距離はとっている、と云っても、どこか窮屈さを感じるのはお客が途絶えないからだろう、この日もほぼ満員状態であった。

あたしらは中央の壁側の席に通された。隣の席には今時流行なのだろうか、不思議な和服の女の子が2人座っている。その女の子が大きな声で話している。あー本当は静かに食べろよ(コロナもあるし)、と云いたい処なのだが、浅草を楽しんでいるのだろう、まあいい。

「コンビーフのホットサンド」を一つと、コーヒーは各自に「アメリカンコーヒー」を頼んだ。この日は3時の一服である。「ホットサンド」はあたしと家人で1/2ずつを食べるのだ。最初にコーヒーが出てきたが、ちょっと呑むと心配していたよりも酸っぱくない。前回はブレンドだからだったかな、と思う。

コンビーフのホットサンドとホッピー通り

「コンビーフのホットサンド」は何時ものようの多層構造だ。つくりはシンプル、しかし出来上がりは複雑という難しさである。その複雑さは味に表われる。コンビーフとチーズのハイブリッドの素晴らしさ。チーズが溶けている。全体が温かい。そしてベーコンとチーズのほかにアスパラが入っている。

正に「ローヤル珈琲店」と云えばこの一品である。成る程と思うあたしは全体の半分を頂いた。ちょと糖尿病の身には多いかも知れないがこの際なのである。そしてこの「ホットサンド」は変わらない浅草一面を象徴しているのかもしれないな、と思う。ずっと同じ味なのだ。

帰り際、直ぐ近くのホッピー通りには沢山の若者で溢れていた。そう云えばこのホッピー通りも丸々1年ご無沙汰しているが(コロナの影響である)、なにか年齢層が違ってみえるのだ、つまり変化しているのだが、もうお前のようなロートルには用はねぇんだよ、と云われている気がするのだ(笑)。改めてホッピー通りに再挑戦しなければダメだね、と思うのだった。[浅草グルメ]

コンビーフのホットサンド

アメリカンコーヒー

ローヤル珈琲店
東京都台東区浅草一丁目39-7