新しい日本型資本主義 
中華そば
バターを買って幸楽苑へ行こう
午前3時40分起床。浅草はくもり。この日は秋葉原にいたので、ランチは「幸楽苑 平河町店」でラーメンを食べることになった。相変わらずの「ロカボ麺」である。60％糖質をオフにした糖質制限のラーメンで、これならば糖尿病のあたしでも食べられるというものだ。
ヨドバシカメラの脇を抜けると「幸楽苑 平河町店」が見える。しかし、あたしらは真っ直ぐに店には入らない。「幸楽苑 平河町店」の裏手にセブンイレブンがある、前回もそこでそこでバターを購入したのである（笑）。あたし達の腹は決まっていたのだ、あたしは「中華そば」（ロカボ麺）、家人は「味噌らーめんスペシャル」だ。
何時ものように2階に通されたあたし達は、メニューを見るまでもなくオーダーだ。家人の楽しみにしていた「味噌タンメン」の類いがないのは諦めている。家人の云う「バターには味噌だ」は正しいと思うが、あたしは醤油味にする。それに餃子も「餃子極」を二人前、少しは旨くなっているかなとあたしは意地悪く笑うのだ（笑）。
幸楽苑はバターだ
ラーメンがテーブルに届く。家人はバターを取り出し、あたしのと自分のラーメンに入れた。丼の端っこでだんだん溶けてゆくバターをしばらく見ていた。バターがラーメンを一層うまくするのは間違いないと思うのだが、いちいちバターを持参する客がいる「幸楽苑」もまあ迷惑だろう。
懐かしい香りの中、ぼんやりと溶けていくバターを見ていると、バターは反則なのかもしれないな、と思う。たしかに「幸楽苑」にはその昔バターを付けているメニューがあった。それが無くなってしまったのは何年前だろう。たぶん世の中の食卓からバターが品不足で消えた頃だと思う。
こうしてバター持参で「幸楽苑」に通う（とは云っても最近「幸楽苑」を見つけて2度目だが）客がいるのだから、そろそろメニューにバターを復活させても良いのじゃないのだろうか。今は「幸楽苑」は全く冬の時代で難しいだろうが、是非に復活させてもらいたいものである。
幸楽苑 平河町店
東京都千代田区神田平河町4番地
