ヤマトの盛岡冷麺ヤマトの盛岡冷麺


ヤマトの盛岡冷麺

午前3時30分起床。浅草は晴れ。あたしも漸く(7月27日だが)コロナウイルスの予防接種2回目が終わる、まあ、今回のオリンピックで、デルタ株や、さらに変な株が流行らない限り、今年の終わり頃には岩手県にも行けるのではないか、と楽観的に考えている(甘いか)。

とはいえ、あたしの住んでいる浅草と盛岡とでは、コロナウイルス感染状況は歴然とした差がある。もちろん東京はコロナウイルスがふつふつと内部から(いや外部からか?)湧き出てくる、というなんともな状態だ。そんな陰鬱とした日に、盛岡から「焼肉・冷麺ヤマト」の「盛岡冷麺セット」と「カクテキ」が送られてきたのだ。

この「盛岡冷麺」が届いたの日は、兎に角暑い日だった。しかし、浅草の夜はまだ静かである(不思議に多くの店は国の意向に従っているのだ)。2年続けて三社祭がダメになり、2年続けてサンバカーニバルもダメになり、2年続けて花火も上がらない浅草は、スカイツリーだけが光り輝いている。

何かが足りないトッピング

不要不急の外出は避けるように、と浅草の人間は皆分かっている。そんな日だ、この「盛岡冷麺」は届いたのだ。ちょうど良い処に来た、とばかりに、早速「盛岡冷麺」を食べることにした。あたしは家人にスイカを買ってこさせ、一応これで全部トッピングは揃ったな、と思う。

茹で時間は4分。丁度よい時間である。「盛岡冷麺」としては、太くもなく細くもない黄色い色をした麺だが、やはり「盛岡冷麺」だ。いつも食べている蕎麦とは麺の張りは全然違う。堅いのだ。乳白色のスープを入れて、牛肉と玉子と葱(これらが全て付いている)、これらの付け合わせを「冷麺文法」の通りのせて早速手繰ればうまいのだ。

しかし、ちょっと待てよ、なにか足りない、いったいなにが不足しているんだ、とあたしは考える。すると緑が足りないのだ。あーキュウリがない(笑)、と声をあげる。なにかが足りないと思えばキュウリだってのか、と。否、今日は許す!と勝手なことを云って、この「盛岡冷麺」を食べたのだ。いや、「下河原さん」いつもありがとう。

ヤマトの盛岡冷麺