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ぞうりぱん（孤独のグルメ Ｓｅａｓｏｎ９ ９話より）

そうりぱんがなぜかヒットしていた

午前4時30分起床。浅草は雨。今朝起きて何時も様に「RESEARCH ARTISAN」を見て驚いた。それは、夜中の0時に900近いヒットをしたサイトがあることだ。そのサイトとは「ぞうりぱん。（郡山市：元祖橋本屋 舞木ドライブイン）」なのである。そのサイトを書いたのは2007年2月28日、なんと14年も前の話なのである。

しかし、あたしはこれを見て直ぐにピンと来た！。きっとアレだよと。そのアレとは「孤独のグルメ Ｓｅａｓｏｎ９ ９話」なのである。あたしは熱心な「孤独のグルメ」ファンであり、全ての番組は録画しているし、今週の番組が福島県郡山市であることも知っていた。

ぞうりぱん

それで早速録画を見てみた。そこには訪れたことのない「舞木ドライブイン」が写っていた。題して「福島県郡山市舞木町 ドライブインの焼肉定食」だ。「井之頭 五郎」が何時もの様に「舞木ドライブイン」の「焼肉定食」を食べていた。それはもの凄くうまそうに見える。

「焼き肉」の量といい、味噌汁の野菜の量といい合格だろう。しかしだ、肝心の「ぞうりぱん」が出てこないぞ。そしたら最後の最後にその瞬間が訪れたのだ。「そうりぱん」が玄関の脇で売られている。あたしは初めてみる「ぞうりぱん」の販売風景にちょっと落胆した。もっと大々的に売られているものだと思っていたのだ（笑）。

14年ぶりに想い出したチープな味

そして「井之頭 五郎」が、おつりで1個「そうりぱん」を購入して、玄関の脇にあるベンチに座って食べ始める。「あまり甘くない」、と番組では云っていたが、「冗談はよせよ！」と笑ってしまった。あたしの記憶では「もの凄く甘い」のである。「渋いお茶が欲しいわね」と家人が云うのは当然だ（笑）。

そして「昭和の味」だ。食べてみると甘食（あましょく）の味がする、と記録にあった。その時の書にいた「今更、何処にこのお菓子の需要があるのだろか、と。でも、ずっと生き残っていて欲しいなと切実に思わせられるのも確かで、不思議な存在感をかもしだしている、不思議なお菓子なのである。」が妙に染み入るお菓子なのだ。また送ってもらおう、と。食べれないけれども（笑）。