馬刺し馬刺し


馬刺し

午前3時10分起床。浅草はくもり。錦糸町に行ったついでに「アルカキット錦糸町店」B1Fの「ライフ錦糸町駅前店」に寄ってみたのだ。そしたら「馬肉」があった。それも調理されていない固まりの肉がだ。アルゼンチン産の冷凍の固まりだが見事な赤身である。あたしはそれを3つ買ってきた。だが冷凍庫にいれたまま忘れていたのだよ(笑)。

ある日この肉に事を想い出しだ。あー「馬肉」があるじゃないか。そうだ「馬刺し」を食べよう、とあいなった。解凍して薄く切ると、まるで「会津馬刺し」のような見事な紅い花がさいておた。それが上の写真だが、ほーこれはなかなか凄いや、と思った。そして颯爽実食である。

会津風

ウチでは何時も「会津馬刺し」をもらっているので、偶々冷蔵庫に「ハヤオ」の「辛し味噌」が置いてある。一言、大丈夫だよね、と家人の合意を得て更にこの「辛し味噌」と「醤油」を垂らしたのだ。書油はいつもの減塩醤油であるけれど、これがうまいのだよ。いや、やっぱり「会津馬刺し」風に食べるに限ると思ったのだ。

熊本風

しかし「馬刺し」と云えば、熊本が有名である。あたしは山鹿に伺う度にごちそうになっていたのだが、熊本の「馬刺し」は、赤身に混じった脂を食べたり、たてがみを食べるのだが、薬味はにんにくである。さらに甘い醤油も欠かせない。そうだ、甘い醤油があるではないか、ともう一つの皿ににんにくに甘い醤油を垂らしてみた。

そしたらこれもうまいのである(笑)。あたしに好みから云えば、「辛し味噌」で食べる「会津風」が最高なのだが、「会津風」は「馬刺し」になにも添えないのである。「馬刺し」に、例えば、水にさらしたたまねぎのスライスなどを添えて食べるのであれば、「熊本風」の方がうまいのだわ。

けれど、こうして二つの「風」を並べて食べてみて分かるのは、同じ「馬刺し」を食べているのにも係わらず、まったくちがう味になってしまうという醤油の凄さだ。あたしは醤油を極力つけないで食べる人なのだが、それにしてもまったく違う。しかし、これには答えが見つからず、あはは、と笑うあたしなのだったよ。だけど「馬刺し」はやっぱりうまいのだ。

会津風

熊本風

馬刺し

ライフ錦糸町駅前店
東京都墨田区錦糸2丁目2-1