太そばハーフ+アジ天+エビ天太そばハーフ+アジ天+エビ天


面倒な注文の一由そば

午前4時起床。浅草はくもり。今日は日暮里で蕎麦で朝飯である。場所は「一由そば」だ。何を食べようかと考えるのはいつものことなのだが、今日は何も決まらず、家人の「ジャンボゲソ天+紅しょうが天+太そば」だけが(今日は間違わないようにしなくては)と気になっていた。

「一由そば」で二人分を注文しようとする時は何故か緊張するのだ。それも2つ違う物を注文する時には尚更である。何時も家人の「ジャンボゲソ天+紅しょうが天+太そば」を先に云うのだが、これが「冷や」で頼むとなると面倒臭い。そしてあたしの注文をするのだが、あたしが「太そば」ハーフなので余計面倒くさいのである。

JKB

その面倒な注文をしなくてはならない瞬間まで、何を頼んでいいのかが決まっていないのだ(笑)。それでカウンター上部の天ぷらケースをずっと眺めてくる。「JKB」が目にとまった。あたしは「JKB」はャンボ・かき揚げの略だと思っているが、それじゃ最後のBはいったいなんだ?(笑)。

しかし、そんなことを考えている暇はないぞ、と。そしたら「エビ天」があったのだよ。「エビ天」は無い時が多いのである。おー今日は「エビ天」にしよう、それも2匹でいくかと思ったら、そしらた「アジ天」もあるのだよ(笑)。よし今日の蕎麦は「太そばハーフ」+「アジ天」+「エビ天」だ。

太そばハーフ+アジ天+エビ天

と、その間5秒という早業であるが、この「天ぷら」の入ったショウケースを眺めること出来るのも、店がさほど混んでいない時間だからだ。それで注文へ。いつものように「ジャンボゲソ天+紅しょうが天+太そば」を最初に云い、そしてあたしの「太そばハーフ」+「アジ天」+「エビ天」をお願いする。

今日はちゃんと云えた。と安心する(笑)。そして蕎麦が出来上がる。「太そば」なので少々時間が掛かったが、蕎麦を差し出すおばさん(とは云うがあたしより若いな)に、ありがとう、と云って二人分のスペースが空いたカウンターに席を確保する。丼を置いた。今日はカウンターもちょっと余裕があるなと食べ始める。

こんなうまいものを食える今をたっぷりと楽しんだのだ

ハーフで頼んだ「太そば」が、いつものように何処行ったのか行方不明のままだ(笑)。あたしは「エビ天」を囓り、そして「アジ天」も囓る。うん、うまい。この動物性(海洋性の方がいいか)の「天ぷら」は蕎麦汁に生える。そして行方不明だった「太そば」を丼の底から引き出し手繰る。

かてーなぁ(笑)、と心の声がする。そうこの蕎麦は思い切り堅いのだ。はっきり云ってバリバリだ。そして汁を呑む。いやー、うまい。この汁の秘密を知りたい、との思いが出てくる。そして「エビ天」と「アジ天」を手繰った。こんなうまいものを食える今をたっぷりと楽しんだのだ。 [お蕎麦deランチ]

ジャンボゲソ天+紅しょうが天+太そば

一由そば
東京都荒川区西日暮里2丁目26-8