すきやきすきやき


一日伸びた理由

午4前時起床。浅草はくもり。これは「砂子さん」からの贈与で「白老牛」を使った「すきやき」である。「白老牛」とは北海道白老町で育った黒毛和牛だが、その肩ロースを800gも送ってくれたのだ。これが「すきやき」用の牛肉となれば即「すきやき」にするのがウチの掟である。

これは冷凍で送られてきたので、解凍まで1日は待たなくてはならない。よし4日の夜に食おうと解凍を始めたのだ。ところがだ、この日(4日)はあたしの健康診断の日だった。朝から日暮里の病院へ向かい健康診断を受けたのだ。そこでメニューのひとつとして胃の内視鏡検査があった。

その胃の検査方法が問題だったのだ。内視鏡検査で鎮静薬を使用するのだが、なんと今日はお酒はダメだとのこと。なんだ、それじゃ「すきやき」の楽しみが2/3になってしまうと思った。それで鎮静薬を打たれたあたしは夢の中へと。痛くも痒くもなく検査は終わったうようだ(眠っていて分からななった)。

すきやきの鍋奉行

しかしだ、問題は今日はすきやきだと決めていたことなのだ。いや、今日は止めよう、と一日先送りしたのだ。だけどザク(野菜類)位は買って帰ろうと珍しく上野の松坂屋で買い物をしたのだ。あー松茸があるとそれも買ったのだ、アメリカ村だけど(笑))。

そして翌日、鍋に火を入れてやると牛脂を溶かす。そこにネギを入れてやる。そう、この日は例によってあたしが鍋奉行をやるのである。しかし、その鍋奉行も最初の一鍋目だけだ(笑)。後は家人に任すのだ。ネギが焼けていい匂いがしたら、「白老牛」を準備する。大きな白老牛を2枚入れてやる。まるで焼肉の如きである。

肉を焼き、食べ頃になったら割りしたを入れてやる。割りしたで煮込むようなことはしない。直ぐに一煮立ちする。そしたら肉を食うのだ。ときたまごに付けて食べる、肉が口のなかで躍る。あーこうまい。この瞬間の為に「すきやき」はある。この鍋を食べたいが為に、あたしが鍋奉行をやるのだ。

すきやき

すきやき(2回目以降)

白老牛