かぶら寿しと大根寿しと会津牛刺しと
午前4時50分起床。郡山は晴れ。
「ねぇさん」が贈ってくれていた「四十萬谷本舗」の「大根寿し」と「かぶら寿し」を食べた。
家人の実家でもすっかり見慣れた光景ではあるが、
「大根寿し」と「かぶら寿し」は金沢の「パトリ」であって、その熟れ具合は最高だ。
「大根寿し」の「鰊」と麹で漬け込んだ味は、「身欠きにしん」の独特の発酵の味を、
「かぶら寿し」は、「かぶら」の間に「鰤」のうまさを閉じ込めている。
それがまろやかな味であることでうまいのだよ(笑)。
方や会津の「パトリ」も食べ時なのである。
「ハヤオ」の「会津馬刺し」は、何時ものようにあったが、この紅い身はいつ見ても素晴らしい。
「会津馬刺し」は熊本の物とは対極で、全然甘くない「辛みそ」が欠かせないのだ。
紅い身を「辛みそ」をつけて食べれば、当然のようにうまいのだ(笑)。
いやはや、なんと豪華なのだろう、と思う。
「会津馬刺し」と「大根寿し」と「かぶら寿し」、どちらも「パトリ」なのである。
「パトリ」とは、「なぜ私はアナタではない私なのか」であり、「〈世界〉に感染するための通路」なのである。
例え遠く離れた地で食べようとも、「パトリ」は絶対にうまいのだよ(笑)。
辛し味噌
ハヤオの会津馬刺しにはこの辛みそが欠かせないのだよ
四十萬谷本舗
石川県金沢市弥生1丁目17-28
株式会社ハヤオ 郡山営業所
福島県郡山市八山田3丁目110