海苔のりべん
午前5時50t分起床。浅草はくもり。
郡山駅に着いたあたし達が最初に出向いたのは「福豆屋」だった。
「福豆屋」は郡山の仕出し料理屋で、まあ郡山に1年も住んでいれば知らない人はいないという店なのだが、
その「福豆屋」で買った物が「海苔のりべん」なのだ。
もっともこの「海苔のりべん」の事はあたしは知らなかったもので、家人曰く有名らしいのだ。
マツコも食べたものらしく、成る程大量に並んでいたが、これを実家の家族の分も含めて買ったのだ。
駅弁と云えば(あたしの場合)「シウマイ弁当」こそ最高だと思っている人なのだが、家人の入れ込み具合は半端ではなかったのでる。
そして家人の実家で食べてみたのであるが、これは優しい味だったのである。
「海苔のりべん」ば、やっぱり海苔とごはんだが「海苔のりべん」の海苔は通常の海苔より厚みがある。
海苔の下にあるおかかは蕎麦ダレで炒ったというこだわりっぷりで、海苔は2段にわたって敷いてあり、2段目には昆布が挟んである。
その上冷めても米がおいしいことは(駅弁)の常として云うを待たないのだ。
うまいのである(笑)。
そしておかずが又素晴らしい。
「厚焼き玉子」に「焼き鮭」そして「きんぴらごぼう」などの味は実に優しいのだ。
弁当のおかずといえば若干濃い目の味が多い中で「焼鮭」も「厚焼き玉子」も「きんぴらごぼう」も甘さが控えめで実にうまい(笑)。
特に「焼き鮭」を食べた時に感じる脂の旨みははらみの特徴だし、
太いごぼうのきんぴら、そしてしてしたたり落ちるような「厚焼き玉子」とも素晴らしい。
いやーこれは本当にうまい駅弁なのだ(笑)。
ごはん部分
海苔は2段にわたって敷いてあり、2段目には昆布が挟んである
福豆屋 郡山駅店
福島県郡山市燧田195 郡山駅構内