結界のある店
午前5時30分起床。浅草は晴れ。
あたしの家の周りには行った事の無い店が山程ある。
その中でも入るのに苦労するような店には「結界」があると云っているが、その「結界」を一つ破ってみたのだ。
店の名前は「割烹 魚昇」という。
こ直ぐ側の店ではあるが、ここは屈指の「結界」のある店だ。
この日は客はあたしだけだったし(家人は食事会で留守だった)、店にはBGMも無く静かなものだった。
あたしよりだいぶ歳上のおかあさんがいたのだが、まずは「ビール」をもらい、
それから品書きを眺めながらまずは「かき揚げ」をお願いしてみたのだ。
ここは「ふぐ」の店であり、メニューには「ふぐ天重」があったが、
今日は「ご飯」を食べてくれる人がいないし、夕餉にちょっと吞むだけなので止めておいたのだ。
まあ、家人がいればな、と思う(笑)。
そして「かき揚げ」の登場である。二枚からなっていて、一つは「海老」、もう一つは「ふぐ」がその主役になっている。
そのどちらも食べるのだが、サクサクとしていて一緒に揚げたヒレ(たぶん?)がうまいのだよ(笑)。
そして「ビール」をお代わりし、今度は「ふぐの唐揚げ(二切れ)」をお願いする。
ここの「ふぐ」は「国産天然とらふぐ」を使用しているとのことなので、
レモンを絞って思い切りかじる。
実がぎゅっとつまっていて、あー「ふぐ」だなと感じる。
これもうまいのだ(笑)。
ただずーっと静かな空間だけがあたしを支配し、その空気の中で食べる料理の質はとても高いものだった。
また寄らしてもらおうと思ったのだ。
勿論今度は「ふぐ天重」を食べに女房と一緒にね(笑)。
ふぐの唐揚げ
国産天然とらふぐだ、徒然うまいのだよ(笑)
[浅草グルメ]
割烹 魚昇
東京都台東区浅草五丁目10-2

