マイク・モラスキーさんとあたし(撮影 江弘毅)マイク・モラスキーさんとあたし(撮影 江弘毅)


江弘毅とマイク・モラスキーさんとあたし

対談中の江弘毅午前7時20分起床。浅草は雨。昨日は池袋のジュンク堂書店で、江弘毅とマイク・モラスキーさんの対談があり出掛けたのだ。

これ、江弘毅、『飲み食い世界一の大阪』×マイク・モラスキー、『呑めば、都: 居酒屋の東京』の直接対決であったわけで、直接対決と云えば聞こえはいいのだろうが、考えてみれば、『飲み食い世界一の大阪』と『呑めば、都: 居酒屋の東京』である。

あたしは、『飲み食い世界一の大阪』は知っているが、『呑めば、都: 居酒屋の東京』は全然知らない、という生物なのだが、それよりも何よりもマイク・モラスキーさんを全然知らない、という駄目な奴なのだ。

しかし対談を聴くとやたらと話が分かるのである。あたしは浅草に住み、余計なものは一切持たずに暮らしているが、それを「街」で生活し、家は帰って寝るだけ、と評したこの先生を、なんて褒めていいのか分からなかった(もちろんあたしを評したのではないが)。

そんなもので、『呑めば、都: 居酒屋の東京』を1冊買って来た、それもミーハーにサインをもらって、と云う次第である。

一方、江弘毅は話がやっぱり江弘毅なのだ。これは分からない人には分からないだろうが、その場で聴くことによって感じられる江弘毅の生の言葉だ。江弘毅は生粋のミナミの人間であり、東京弁ばかりのこの会場でひとりミナミをやっていたのである(たぶん)。いや、その気合いの入れ方はちょっと違うのであるな。