新しい日本型資本主義 
てんこもりのカリスサラダ
てんこもりのカリスサラダ
午前6時5分起床。浅草は晴れ。「浅草カフェ ラグランドカリス」の定休日が月曜日になってからというもの、あたしはラグランドカリスに行けなくて困っていたのだが、この月曜日は国民の祝日で街は休みである。街が休む日となればラグランドカリスはやっているはずだ、と思い行ってみればみごとに店が開いていたのだ。
あたしらはいつもの「カリスサラダランチ」をお願いした。「カリスサラダ」である。先にアイスコーヒーをもらって飲んでいれば、やがて「カリスサラダ」の登場である。いやいつのまにかこの「カリスサラダ」やたらと量が多くなっている。元々大盛の野菜サラダだったのだが、これは大盛を越えて「てんこもり」になっていた。それにドレッシングも違う。
あたしらは黙々と食うことに専念する。ともするとこれ気を抜いた途端に胃袋に入らなくなるのである。この日の「カリスサラダ」はその危険性に満ちあふれていたのである。黙々と野菜を、鶏肉を、そして玉子と食べる。食べる、食べる。一息つくあたしを家内が笑う。なんだか凄い顔をしているらしい。とてもランチを食べているの顔とは思えないという。
しかしまだまだ残っている。食べる、食べる、食べるのだ。ようやく最後のレタスになってあたしの顔も普段に戻る。なんという量なんだろう、と（きまりきったように）あたしが云う。しかしこれが「浅草カフェ ラグランドカリス」の「カリスサラダランチ」なのだ。[浅草でランチ]
浅草カフェ ラグランドカリス
東京都台東区浅草2丁目4-2
