店主戯言

There goes talkin' MOMO

次世代ワールドホビーフェアの浮かれしものたち―BALLOON。

午前6時起床。浅草はくもり。

次世代ワールドホビーフェアWHF

昨日は幕張迄足を伸ばし、次世代ワールドホビーフェア(WHF)へと出張った。

――とはいえ、私はゲームにも、おもちゃにも、興味はない(そのあたりの「現実界・欲望」はおおよそ塞がれてしまったようだ)。

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投稿者: momo at 2007年06月25日 | 個別記事 | トラックバック (0)

スティッチというディズニーのReversal DNA(二重螺旋反転)、若しくはリバーサルという創造性について。

スティッチ-ミッキーマウスのReversal DNA

スティッチTVでディズニー のリロ アンド スティッチをみていて、ティッチは、村上隆のDOB(二十螺旋反転した方)じゃないのか、とふと思った。

つまりこれは、ミッキーマウスのReversa DNAなのだと思うのだ。多分その生い立ちは、リバーサルという創造性の仕組(神話のアルゴリズム)に忠実なことで生まれたのだろな、と思う。

つまりスティッチは、どうみても、かわいいキャラクターには(私には)思えない。むしろ不気味なキャラである。

そのことで、(たぶん)かわいい、と感じる人も多いのだろうが、それは、かなり屈折(反転)した感覚だろう。(それが現代的、というのなら、そうなのだろうが)。

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投稿者: momo at 2007年06月13日 | 個別記事 | トラックバック (3)

世界最後の社会主義国家? 野口悠紀雄の『戦時体制未だに終わらず:史上かつてない平等社会』という欺瞞。

午前7時起床。浅草は晴れ。

世界最後の社会主義国家?

昨日、日比谷線の電車の中で、週間文春の野口悠紀雄のコラム『戦時体制未だに終わらず:史上かつてない平等社会』を読んだ。

それは戦後の開発主義批判であり、(私にすれば)何を今更、なのだが、野口は、日本は未だに開発主義――彼のことばでは「戦時体制」という――が続いていて、それで日本はキューバと並んで、世界最後の社会主義国家になっているのだ、という。

桃組の皆さんなら、大笑いしそうな時代錯誤具合なのだが(社会主義国家になっているのなら公共事業は減らないものね)、それで野口は何をいうのかと思えば、今時代は変わっている、と。それは社会的流動性が低下していることに顕著だ、といいはじめる。

しかし、日本社会の特性は、次第に変質してきている。最大のポイントは、社会的流動性が低下していることだ。これが早くから見られたのは、政治家の世界である。暫く前から、2世、3世でなければ、国会議員になるのは難しくなっている。社会的流動性を促進すべき教育制度も、機能を低下させている。受験競争へのエントリーが中学レベルになったため、親の所得が子供の進学経路に影響するようになったからだ。こうして、社会階級は固定されてくる。安倍内閣は「再チャレンジ可能な社会を作る」と言うが、現実の日本社会は、最初のチャレンジすらできない社会になりつつあるのだ。それにもかかわらず、平等社会、一億総中流社会を維持したいという願望は続いている。しかも、新しい社会構造を構築することでそれを実現するのではなく、戦時体制を維持することでそれを実現することが望まれている。(p71)

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投稿者: momo at 2007年06月12日 | 個別記事 | コメント (2) | トラックバック (1)

温泉マンタオル。

温泉マンタオル

北海道人の独り言」で温泉ブログを展開されている林さんより、サイト開設1周年記念のオリジナル温泉マンタオルが送られてきた。

温泉マンタオル 温泉マンタオル

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投稿者: momo at 2007年06月08日 | 個別記事 | コメント (2) | トラックバック (0)

何人もその家卑の前では英雄足りえず。

午前5時30分起床。盛岡はくもり。

昨日に盛岡入りし、岩手県建設業協会の広報IT委員会に出席。その後、岩手建恊青年部総会で講演を務めさせていただいた。その講演内容については、後ほど整理して書きたいと思うが、そこでの私の強調は「何人もその家卑の前では英雄足りえず」であった。

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投稿者: momo at 2007年05月30日 | 個別記事 | コメント (2) | トラックバック (0)