11月11日から、しやんは新しい店舗にて営業をはじめた。行き慣れた喫茶店では座る場所も自然と決まり、その場所にはあたしのおしりの型がついている。
頼むのもいつも同じものだし、過ごし方も似たようなものだ。とくに何の用事がなくとも、ぼんやりと過ごすだけで、正しい時間の使い方だと思えてしまう。
続・ITコンサルタント 桃知利男の浅草的ブログ
午前6時30分起床。浅草は雨。ここ二日ばかり強い人との酒飲みが続いていて、二日酔いから復帰ができていない。
そんな中、ひできさんから、「交換の形態―ローカルで公なものを如何につくるのか。」にトラックバックをいただいていた「信頼通貨とべき分布 from HPO:機密日誌」を読む。
「ももちさんへ」という呼びかけから始まるそのテクストは、多くの方には唐突なものでしかないはずで、補足としてこのエントリを書いておくことにしたのだが、ことの始まりは、あたしがmixiのコミュニティで、信頼通貨とべき乗則の関係て次のような質問をしたことにある。
午前6時起床。浅草はくもり。昨日は、建行協主催の建設産業ビジョン懇話会に出席。お題は「建設産業のコンプライアンスを考える」で、主に、元-下の契約関係の不公平性についてのはなしだった。
パネラー(というか委員)は、国交省と下請けさんと有識者という構成なので、元請けの方がいなかった。なので、元請けの横暴さが非難されるばかりで、あたしは少々興醒めしたのだ。
ようは、仕事がないので(供給過剰、需要不足)、元請けは安値受注せざるを得ない状況なのだし、だから下請けにも安値発注する、というだけのことであって、この問題を解決するには、供給側を削減するか、需要を増やすか、それとも自由経済を放棄して、全てを官制で行う(つまり計画経済)でやるしか、経済学的には方法はないわけだ。
西江肇司(株式会社ベクトル 代表取締役社長 著)
2008年10月1日発行 |
午前7時起床。浅草はくもり。140Bから雨あられのようにトラックバックが飛んできた。なんだ喧嘩でも売っているのか、と思えば、さにあらず。それは江弘毅からのラブレターだった。
発信元である 「酒場ライター養成講座」の編集者。を読めば、それは「愛しているぜ」のテクストだ。
それはポジティブだけれども、大阪発の銭湯哲学、湿った街の匂いがするテクストで、こういうハーダー・ゼイカムを書かせたら、江弘毅は世界一のライターだ。
それは世界ランク107167位(テクノラティ調べ)のあたしがいうのだから間違いない。だからあたしも、朝から「愛しているぜ」と返事を書く。
世界経済が今後減速する兆候明らか=米財務次官
[ワシントン 12日 ロイター] マコーミック米財務次官は12日、世界経済が米国の消費と経常赤字に過度に依存している半面、アジアや湾岸諸国の一部は金融危機が始まる以前から大幅な経常黒字を計上してきたと述べた。 (略)
同次官は、シンガポールで開催中のバークレイズ・アジア・フォーラムにワシントンから衛星回線で参加し、「世界経済は過去5年間、いろいろな意味でゴールディロックス経済だった。高成長、低インフレに加え、金融危機もほとんどなかった」と発言。
「しかし、世界経済は実際には米国の消費の伸びと経常赤字の拡大に過度に依存し、多くの国で経常黒字が拡大していた」と述べた。
午前6時30分起床。浅草は久しぶりの晴れ。自分のための備忘録として、アンソニー・ギデンズ:『第三の道―効率と公正の新たな同盟』:p26-27 から引用して、社会民主主義と新自由主義の対比表を書いておくことにした。
from 福島清彦:SAPIO 2008.11.12:p93
ブッシュJr.の時代のアメリカ が、福島さんの指摘の通りだとすれば、今のアメリカは、この3つの特徴の悪い面が全て出ている、ということだろう。
オバマのアメリカは、特にその経済政策で、大幅な修正を余儀なくされるのは当然なわけで、だとすればそれは、何処をめざすのだろうか、「第三の道」なのだろうか、では「第三の道」とはなんだろうか、という興味の再発。