「玄妙」の鉄鍋ハンバーグ「デミグラ」
午前6時35分起床。浅草はくもり。浅草6丁目は家からちょっとだけ歩く隣町なのだが、この日は「玄妙」で
この店は2007年の終わり頃に訪問しているので、約5年ぶり二度目の訪問となるが、見た目はなにも変わってはいないように思えた。
それにあの頃と同じ鉄鍋を使っているならば、鉄鍋も5年以上の年季が入っているはずで、その年季の分、店も知れわったったのだろう、あたしの前にも後にもお客さんは来て繁昌しているように見えた。
「玄妙」のうまさはデミグラスソースの甘さにある、とあたしの脳梗塞で病んだ脳味噌はちゃんと覚えていて、(あたしは)「デミグラ」を注文したが、家人は「クリーム」を選んだのだ。
5年前に来た時には、メニューは「デミグラスソース」1品だけだと思ったのだが(たぶん)、今は「カレー」や「オニハン」や「とじはん」等、何を頼んでいいのか分からなくなってしまうような多品種振りなのだ。
だからあたしはなにも見ずに「デミグラ」を頼んだのであるが、「玄妙」は「デミグラ」でいいではないか(この再生中の脳味噌は新しいモノを受け付けたくないようだ)、と思うのだが、家人の「クリーム」を食べて驚いたのだ。
「うまいじゃないか」、と単純にそう思うのだ。しかし、この店の玄妙とは、〔道理や技芸が〕奥深くて、その道に精通した人しか理解出来ない様子なわけで、あー、あたしはこのまま玄妙には近づけやしないのだな、と心底思うのだった。[浅草でランチ]
玄妙
東京都台東区浅草6丁目11-3
03-3871-2325
大きな地図で見る