伝版ダイアリー
午前7時5分起床。浅草は晴れ。これは「伝版ダイアリー」というもので、木と根っ子が、あたしを、ついこの間までよくわからなかった世界に誘うのだ。
しかしついこの間までよくわからなかった世界といっても、本当になんだかわからない世界だから、あたしは数字の上で途惑う。
それに、これは手元に届いたばかりで、どうして使おうか、と届いてから考えるあたしは、やっぱり馬鹿なのかもしれない。
しかし、A4版の「伝版ダイアリー」は何故か素敵だ。これを鞄の中に入れて使っているのを西道さんで見ているが(それであたしも欲しくなったのだ)、あんな風に使えたらいいな、と乙女チックに思っているのだ。