どさんこタレント_青山千景氏どさんこタレント 青山千景氏


どさんこタレント 青山千景氏の講演について

午前4時20分起床。浅草は晴れ。意表をついて青山千景氏の講演から書く。というのも今日は朝早く出掛けなくてはならなくて、つまり時間が無いので本文を書けないのである。

書けないときは女性の姿で誤魔化す、というのがいいのではないか、ということで、ちゃんとした文章は帰ってから書くとして、とりあえず書き始めである。

あたしはこの講演を聴いて驚いたのだ。なにせ初めて聞く話題だったのである。彼女、ファイターズのブルペンリポーターをやられていたそうだが、全然野球のことは知らなかったらしい(それだけでも話しとしては面白そうだ)。

例えば「球種」を知らなかった話しをしてくれたのだが、ストレートにはストレートの種類のボールが、ホークにはホークの種類のボールがあると思っていたそうなのだ。

それを審判がボールを交換するときに渡す。そしてキャッチャーのサインは「今何のボールを持っているの」と聞いているのではないかと。まあ、そこにノムさん(元楽天監督)が出てきて優しく教えてくれたのだが、この話しはキアムスが利いていてちゃんと「神話のアルゴリズム」にそった話しだと思う。この辺が話し的にはピークで面白く聴けたのだ。

その後は「北海道を...そして空知を好きになるクイズ」をやったが、例えば、北海道の大きさは日本の国土の何%を占めるでしょうか、とか、お米の北海道精算高第一位はどこ?といったものである。これはこれで面白い。

空知の人々を北海道にいる人がどう思うが、と云う質問に対して、「控えめな空知」と云う、言い得て妙な「ことば」は傑作だと思う。確かに、なのだ。

ただ、北海道民以外が、どう空知を見てるのかが知りたい、と思った。これから益々人口が減っていく空知をどう見ているのか。あたしは同じ質問に対して、15年前なら間違いなくこう答えただろう。「空知、なんですか、それ?」。あたしは空知を知らなかったのである。

1時感30分という長い時間だったが、よくまとめられた話しだったと思う。さすが「どさんこタレント」の肩書きは伊達ではない。しかし、おじさん、おばさんばかりの会場を見て、彼女がどう思ったのかが知りたかったのだ。

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