屋台は続くよ何処までも屋台は続くよ何処までも


早いもので今年も三の酉が終わりもう12月だ

一昨日は三の酉だった。三の酉まである年は「火事に注意!」と云うことだが、さすがに三の酉まであって、それが日曜日ともなると人出がぐっと増える。「今日は人出が多いなぁ」、と家人に話す。良き祭の日なのだ。

夕餉は屋台で食べ終えたが、おかげで昨日の朝の血糖値はなんと169mg/dL。バナナのたたき売りのような塩梅だけど、低血糖で苦しんだのをすっかり忘れている。

だいたい、食べたものが悪い。「じゃがいも」が主食なのだ。ジャがバターとフリフリポテト。これじゃ全く身体に悪いを絵に描いたようなものなのだが、好きなのだからしょうがない。揚げ句の果てに焼き小籠包と唐揚げと豚のソーセージ、いったい野菜は如何するんだ、と云爾。

独り苦笑するが、まあ、どんなに注意しても、糖尿病持ちが屋台で夕餉をとろうなんて思ってはいけない、というとだろう。けれども、まあ良いのである。こと食べ物に限っては、そんなに続くものではないのである。

しかし浅草に住んで気が付いたことに、この街はやたらと「ハレ」の日が多い、ということがある。毎月あるのだ。酉の市だけでも三度もあった。12月はひたすら多い。いや注意をしなけりゃ、この街はそれこそが毎日が「ハレ」なのだ。

つまり「ケ」がない。この異常とも云える街だからか、あたしはちょっと仕事に出ないとちょっと感覚的におかしくなる。つまり浅草を出て帰ってくると、あー浅草だな、と身体から実感するのである。つまりこの街を出て始めて「ケ」なのである。

今年は月日の流れが今までになく早い。脳梗塞で入院してからというもの、なぜかゆっくり月日が流れていたのだが、これもあたしの回復の表れなのだろうか。まあ病後6年も経て、回復もへったくれもないだろうが、屋台は続くよ何処までも、なのである。

屋台は続くよ何処までも