特別展「人体」神秘への挑戦特別展「人体」神秘への挑戦


特別展「人体」神秘への挑戦

午前5時30分起床。浅草は晴れ。金曜日の夜に、「国立科学博物館」で行われている『特別展「人体」神秘への挑戦』へと行ってきた。あたしと家人の二人で2名で2,000円のチケットを買った(1枚なのだ)。金曜、土曜は夜間開館をしており、その夜間特別価格というものだ(通常は一人1600円)。時刻は既に18時40分を過ぎ、チケットは直ぐに買えたのだが、中に入ってびっくりした。

混んでいるのだ。

金曜日の夜だ、流石にカップルが多い。しかし、身体の仕組みを見てロマンチックな夜などくるのだろうか。あたしたちは急ぎ見て回ったが、残念ながら3分の2程で時間切れになってしまった。その取り急ぎの足でわかった事は、あたしたちの身体の内部にある、様々な臓器同志が皆話し合いながら育ち維持しているということだ。

身体をつくる様々なものはまるっきし宇宙なのだなと感じた。あたしもその昔は形さえなかったものが、今こうして生きていることの不思議。そしてやがて死んでいくことの自然さ。その間に様々な障害が自分の身体に起こるんだなと思う。例えば糖尿病。膵臓が不全になり、腎臓の機能が落ちる。そして脳血栓へと。

成る程な、と一人思うが、勿論そんなことは展示されてもいない。

勝手に考えることなのである。

取り急ぎ出口へ向かう途中にグッズ売り場があった。気になったカルビーの「かっぱえびせん」だけを買って帰った。それが展覧会とのコラボになっていて、ちゃんと『特別展「人体」』仕様になっている。へぇーと思うが、(たぶん食べれば)ただの「かっぱえびせん」なのだろう。

かっぱえびせん『特別展「人体」』仕様

かっぱえびせん『特別展「人体」』仕様

国立科学博物館
東京都台東区上野公園 7-20