牛Kingの肉三昧牛Kingの肉三昧


笑える回転寿司

午前5時10分起床。浅草は晴れ。寿司を食べるつもりで遠出をしたのだ(と云っても家から一時間も掛からないが)。「かっぱ寿司 足立谷在家店」に行ったのである。日暮里から「日暮里舎人ライナー」に乗り、「西新井大師西駅」で降りる。両方とも初めての乗り物と場所で、足立区の広さを十分に思い知らされる。

故立川談志の云う「北千住はかわいそうだから取っといてもいい」というフレーズが思い浮かんだが、北千住はともかく、沿線の風景を見る限り、足立区は立派になったなぁと思う。今ならそんなことは云わないだろうな(だぶん)。

「かっぱ寿司 」は、もはや回転寿司とは呼べない寿司屋だった。メニューのごく一部しか流れていないのだ。あたしはメニューを見るなり、好きなものを好きなように注文することに決めた。なにせ基本は1貫100円(税抜き)である。好きなだけ食えである。この日は糖質制限食もなにもないことにしたのだ(勝手な奴だ)。

メニューを見ると、最初に「牛Kingの肉三昧」が目に付いた。それは1貫280円(税抜き)もする高級品だった。「牛タン直火炙り」、「牛カルビ(卵黄ソースのせ)」、「ローストビーフ」の3つが一緒に出て来る。最初にこれを頼んだ。早速出てきて食べた。

うまいじゃないか。

酢飯は完全に御法度物なのだが、酢飯とネタを一緒に食べると抜群にうまい。米のうまさを再確認させられる。これに気を良くしたあたしは「とろ~り牛すじ旨辛煮」を頼んでみた。つまりは辛い「牛筋煮込」である。勿論ビールも付けてみた。早速食べてみたが、あははは、と思わず笑ってしまった。

うまいじゃないか。

すっかり気を良くして、予定外の「鮮極いくら」を頼んだ。今年は市場に「いくら」がやたらと少ないことを知ってたのだが、品書きの写真からはほど遠い「いくら」の量に、また笑いそうになった。なにから何までやらかしてくれる。あたしの笑いのツボをついてくるのだ。「かっぱ寿司」、やたらと楽しいぞ。

とろ~り牛すじ旨辛煮

鮮極いくら

かっぱ寿司 足立谷在家店

かっぱ寿司 足立谷在家店
東京都足立区谷在家2丁目1-1