脳梗塞のサイン
(from NEWS ポストセブン|熱中症と脳梗塞&心筋梗塞の違いを見極める「FAST」とは)
暑くなってきた。脳梗塞には要注意だ
午前4時20分起床。浅草はくもり。急に暑くなってくると、脳梗塞への注意が必要だな、と思うのだ。なにしろ、あたしが脳梗塞になったのが、2009年8月7日の寝ている時だった(と思う)。つまり、暑い最中に脳梗塞になったのだ。
脳梗塞のもとになる悪い生活習慣をあげると以下のようになる。(「全日本民医連|脳梗塞」より)
- 塩分の摂り過ぎ
- 糖分の摂り過ぎ
- 脂肪の摂り過ぎ
- 過度の飲酒
- 食べ過ぎ
- 喫煙
- 運動不足
上記を見ると一目瞭然なのだが、危険因子となる生活習慣は全てやっていたのだ。今では、その全てを消しているが(但し、一番の要因である「糖尿病」は治らない。しかし、血糖値は高くならないように注意を続けている)、この危険因子となる生活習慣を続ける勇気は毛頭ない。
特に、暑い時期に脳梗塞が多い原因を下記にあげてみる。(「保健師便り|夏におこる脳梗塞」より)
- 暑くて発汗→体から水分が蒸発→血漿中の水分も減少→血液がネバネバに→血液が流れにくくなる
→末梢血管で詰まる - 暑い→熱を放散するように末梢血管が拡張→脳や心臓への血液供給が相対的に低下(一過性の虚血状態)
→血圧が低下しやすい→血流速度が遅くなり血栓を作りやすい - 汗でエネルギーを消耗→心臓の働きや水分の代謝機能が低下→血液がネバネバに
つまり、暑い時期こそ脳梗塞に要注意なのだが、脳梗塞のサインとして「FAST」が云われている。これは脳梗塞を強く疑う三つの症状で、顔の麻痺(Face)、腕の麻痺(Arm)、ことばの障害(Speech)の頭文字を組み合わせたものだ。Tは時刻(Time)の頭文字で、発症時刻(Time)のこと。
三つの症状の有無と発症時刻を確認して、一刻も早く救急受診するよう呼びかけるスローガンだ(「ACT-FAST」)。あたしも発症当時、顔の右口角が下がってしまっていたことを思い出す。ここはあたしが一番気に入っている言葉を引用して終わるが、みんなも注意してくれなのだ。
脳梗塞は、滅多に当たらないけれども、当たったときは、大きな損になる「マイナスの宝くじ」といえます。ですから、症状が軽くても、「脳梗塞かな?」と思ったならば、その段階で病院にかかることが、大損しないためのコツです。ハズレたら、「それはラッキー」なのですから。(「NO!梗塞net コラム からだの中の災害、脳梗塞から身を守ろう!」より)