河津桜と東京スカイツリー河津桜と東京スカイツリー


河津桜と東京スカイツリー

午前5時20分起床。浅草は晴れ。日曜日に用事があり、「東京スカイツリー」前の「東武橋」を通ったら、麓に桜の花が満開だった。あたしは知らなかったのだが、ここに2本の「河津桜」がある。「河津桜」は、名前の由来となった「河津町」では、毎年2月10日前後から3月10日前後にかけて「河津桜まつり」が開催されるそうだ。

河津桜の原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、現在地に植えたものです。1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。
伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。
カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。from 「河津桜の由来

この桜は咲く時期がとっても早い。そして、その「河津桜」が「東京スカイツリー」の地に咲いている。実は「東京スカイツリー」には二日連続で行っていたのだが、前日は全く反対側にいて気がつかなかったが、「桜の花」を直ぐそばで見ると何か得をしたような気持ちになる。

桜の花の咲く頃

「桜の花」は、毎年咲く時期を、まだかまだか、と待ち望んでいるものだ。「桜の花」が咲く頃には、きっとまた何かいいことが起こる予感がする(実際はそうでもないが)。今年は「新型肺炎」の影響で前途は暗いし、この「河津桜」を見ても、その時と同じ様な気持ちにはなれないが。

だた、あと3週間もすれば「ソメイヨシノ」の花も咲き始める、とTVの天気予報が伝えていた。あたしの周りで、また新しい「桜の花」が咲き始める。あと3週間待てば「桜の花」が咲き始めるのだ。「桜の花が咲き始める」、なんと魅惑的な言葉なのだろう、と思うのは、歳をとった爺の戯言だな、と一人で笑ってしまった。

河津桜

東武橋
東京都墨田区向島1丁目32-12