北海キング北海キング


宅配便

午前4時20分起床。浅草はくもり。考えてみれば、今年は本当に宅配便の世話になっている。ウチの場合はエレベーターがないので、階段を昇らなければならないのだが、重いものを運ぶのには非常に大変な処なのだ。例えば、ウチではペットボトル500mlを4ケースずつ頼んでは運んでもらうのだが、500g×24本×4箱≒48Kgである。

これは本当に大変な仕事だと思うのだが、2週間に1回運んでくれる宅配便屋さん本当にありがとう、なのである。そんな日、ピンポーンと(何時もの)宅配便だ。何時ものか、とインターホンを見ると軽いように見える物を持っている。あたしは下の扉を開けた。そしてまたピンポーンと音がなる。

北海キング

「ありがとうございます。玄関前においてください」、とは新型コロナウイルス後の習慣だ。この軽く見えるような物を玄関先に取りに行く。おー、と覆う。重いのだ。「北海キング」と書いてある。これは「砂子さん」からの夏の贈与だ。早速開けてみる。そして「食べ頃」を確認すると7月20日だ。ようし7月20日までお預けだ。

そして7月20日、待ってましたとメロンを切って食べる。あたしはこのところ糖尿病の調子がいいのだが、それでも8分の1に切ったメロン食る。このあたりが憎い(笑)。メロンは食べる3時間前ほど前に冷蔵庫に入れで冷やす。それは新鮮とは懸け離れた熟成の味がする。うまい、こうして食べてやると去年誓ったのだ。

北海キング

北海キング