暁星暁星


暁星という枝変わり

午前5時25分起床。浅草は晴れ。福島から「桃」と「すもも」を頂いたので速攻で食べてみたのだ。この「桃」は「暁星」という。なんだか聞いたことのない「桃」なので Googleで調べてみる。

「暁星(ぎょうせい)」は、「あかつき」の枝変わりとして発見された桃です。福島県伊達郡で育成され、1986年(昭和61年)に品種登録されました。サイズは240~260gくらいの中玉で、甘味が強くて酸味は少なめ。果肉は乳白色で紅色が差すこともあり、果汁が多くてなめらかな口当たりです。また、肉質は緻密でかたく、日持ちがよいのも特徴です。あかつきよりも1週間ほど早く熟す早生種で、収穫時期は7月下旬頃から。果皮の着色はあかつきに比べて濃く、扁円形の果実は鮮やかな紅色に染まります。(from 「果物ナビ」)

成る程、これは「あかつき」の「枝変わり」か、と思うが、「枝変わり」ってなんなんだ(笑)、と又調べてみる。

野生植物に出れば、変わり物となる。この枝を挿し木等すれば、新しい品種となる可能性がある。園芸植物に出る場合は、多くの場合、斑入り葉が無地になったり、八重咲きの花が一重になるなど、親より劣ったものになるが、まれに親より優れたものや、新品種として残しておく価値のあるものが出現することもある。日本の伝統的な園芸種である皐月には、枝変わりによってできた品種がいくつかある。また、温州みかんでは枝変わりによる品種が多く登録されている。(from 「ウィキペディア」)

よろこんで桃を食べる

成る程、農業の世界は深くて果てがない。これはデパートで「桃」が売られているのを見た家人が、実家におねだりして送ってもらったものだが、デパートで売られている山梨の「桃」とは違い、福島の「桃」は実はこれからなのだった。だから期待していた「あかつき」は未だ市場にはでていない。

しかし、おかげさまでこの「暁星」を初めて知ることになったのだ。いただかなければ一生知らないで過ごしていたものを、いただいたことによって Google を調べる。まだ、忘れてしまうのだろうが(笑)、どこかで「暁星」の名前を聞けばまた思いだすのだろう。

今回は箱売りはされていなく、まだ3コパッケージのものだったが(それが2つと)「すもも」が2パック入っていた。早速この「暁星」を食べた。成る程、身は程よい硬さがありとても甘いのだ。今年もまた「福島の桃」を食することができて幸せだった。あー漸く我が家も、初夏の食べ物で埋まっていくのだ。

暁星

暁星