回転寿し トリトン 東京ソラマチ店
午前5時40分起床。浅草はくもり。この日は「東京スカイツリー」までtaxiで行ったのだが、そのココロは非常に混むからなのである(笑)。「東京スカイツリー」に到着したのは11時頃だった。あたしたちはそのまま「東京ソラマチ」の6階へ向かったのだ。そう「回転寿し トリトン 東京ソラマチ店」の行列に並ぶ為である。
11時30分開店のこの店は、開店前に行列が出来ることで知られている。あたしたちが行った時間にはもう既に50人ぐらいの人が待っていた、というか入場しはじめていたのである。この日は早く店を開けたようで、みんな入口で体温を測り消毒液で手を洗っている。
30分間待たされた
考えてみれば、この習慣もどんな店でもみんながやっている。不思議だと思うが、その不思議さを、当たり前にしているのがコロナの存在なのか、と思うと何とも遣り切れない。まあ仕方がないのだろう、とあたし達も入場できるものだぞろぞろ、しかし、なんと4組前で打ち切りだったのだ。
あー(笑)、やっちまったぜ、と店の前で呆然としたのだ。店前にある席に座って待ったが、待つこと30分程度で漸く呼ばれる。いやいや最初に入れないとやたら待つことは承知していたが、あたし達が店に入った時に整理券を取ったお客さんの待ち時間は、(たぶん)2時間程度になっていたのではないだろうか。
ホッキ貝
「トリトン」に入ると4人掛けのテーブル席に通された。相変わらず「回転ずし」と云いながらも、寿司は回ってはいないのだ。あたしは早速ビールをお願いし、さて、なにを頼もうか、とタッチパネル式のメニューを眺める。あーと気が付いたのだ。今日の一発目は「ホッキ貝」にしよう、と。
ホッキ貝はうまい。それをまるごと一つ提供してくれるらしいのだ。早速「ホッキ貝」を頼むとにぎりが二貫とひもがでてきた。あたしは早速食べる。いやうまい。このラッコばかりが食べている貝を人間が食べ始めた歴史など分かる訳もないのだが、「ホッキ貝」と云えばなぜか「ラッコ」なのであるな(笑)。
うに
そして色々と頼んだのだが、この日のピカ一は「うに」だったのだよ。この日は息子のおごりとあって、高いモノばかりを食べたのだ(笑)。寿司屋では食えない(?)大好きば「サーモン三種盛り」、「大とろ」そして「アナゴ」だ。いや、これがとても回転寿司だとは思えない旨さなのだ。
その中のピカ一である「うに」は。色こそ悪いが味は一歩抜き出ている味がしたのだ。甘く芳醇な味が満ちていた。海がつくりだす、数々の海の精の旨さが皆詰まっている。この旨さは正に「無限小」の味だ。いや「うに」は色々な処で食べてきたが、まさかの「トリトン」が、なのであった。
回転寿し トリトン 東京ソラマチ店
東京都墨田区押上1丁目1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ6F