山口家の冷し中華
午前4時20分起床。浅草は晴れ。
この日のランチは「山口家」へ向かったのだ。
目的は暑い夏ならこれしかないだろうの「冷し中華」だが、
ここは甘味処なのだが、奥に入るとちゃんと席が並び奥には厨房がある。
メニューは「ラーメン」、「タンメン」を始めとした中華系の麺料理と、今の時期なら「かき氷」があるのが嬉しい。
その中でも忘れてならないのが「冷し中華」である。
それは「山口家」では最も高い部類の値付けがされたものだが、それでも850円だ。
「山口家」の「冷し中華」は、相変わらずのオーソドックスさで、つくっているのも昔からのおばちゃんだ。
このおばちゃん、初めてあった26年前からおばちゃんなので、相当古いが腕は確かなおである。
甘酸っぱい醤油味のスープに細めの麺、そして「紅生姜」を中心に置き、
渦を巻くようにトッピングされた「ハム」、「キュウリ」、「タマゴ」の千切りに、「もやし」と「わかめ」に「白ゴマ」と、
非の打ち所のない「冷し中華」なのだ。
先ずはそのまま麺を手繰ると、甘酸っぱい醤油がキリッとしてうまいのだよ(笑)。
そして具材を混ぜ合わせてみる。
添えられた洋辛子を少しずつ溶かして食べれば、この雑多な街の「冷し中華」が醸し出す雰囲気と味はなんなのだ。
おばちゃんのつくるこの「冷し中華」こそがあたしの夏なのだ!
勿論、うまかったのだよ(笑)。
混ぜ合わせた混沌の中から中華麺を手繰ると色々なものがついてくる
うまいのだよ(笑)
冷し中華のポスター
[浅草グルメ]
甘味処 山口家本店
東京都台東区浅草五丁目30-10