冷や汁野菜セット(小盛)
午前3時50分起床。浅草は晴れ。
今日こそはカレーを食ってやろうと『松屋 本所吾妻橋店』へ。でも食べたのは「冷や汁」だった(笑)。
「冷や汁」はあたしの中では宮崎の「パトリ」だ。
(たぶん)今から20年も前、出張で出かけていたあたしに、ふとだされたその食事こそ「冷や汁」だったのだ。
それは二日酔いので頭がおかしかったあたしでさえ、もの凄くうまく感じたものである。
その後、延岡の伊藤さんから「冷や汁」をもらい、それを食べた記憶が甦る。
それは『冷や汁は言わずと知れた宮崎県の郷土料理(パトリの食べ物=純生産)であり、それがトポロジックにジャンプして商品に転じている』。
そして、『ちりめんだしの利いた冷や汁に、きゅうり、大葉、ねぎ、豆腐を加え、麦飯を炊いて、それに遠慮無く冷や汁をぶっかけて、わっしわっしと豪快に食べるのである』。
『なんとも悪党的な食べ物ではないか。なんの遠慮も衒いもない。腹を割って話す、ならぬ、腹を割って食べるのである。』。
(いいぞ、20年前のあたし)(笑)。
さて、『松屋』の「冷や汁」である。
今日は「生野菜」がついた「冷や汁野菜セット(小盛)」をもらってみた。
出てきた「冷や汁」は一見ソフィスティケートされた、スタイリッシュな「冷や汁」だった。
そのちゃんと切られた豆腐が目に付くが、「ちゃんと切っちゃだめなのよ」、と独り言ちる。そう、これは手で潰してもらいたかったのだ。
そしてご飯が麦飯ではないことは目を瞑るが、きゅうりがないのだよ。それに大葉もだ。
すこしガッカリしたが、でも「冷や汁」は魚くさいだしがあってのものなのだ、と一口飲んでみた。
おー、うまいじゃないか(笑)。
そう、これでこいつも「冷や汁」の仲間に入れてやろうと、小盛のご飯の上に全部掛けてやるのだよ。
後はぐちゃぐちゃにして『噛むという行為は殆ど無く、ズスーッと飲み込むように食べるのである』な。
勿論、うまかったのだよ(笑)。
松屋 本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4

