ももち ど ぶろぐ

※残念ながら閉店。

パンプキンプリン

ナナンのパンプキン・プリンを食べた。ナナン浅草店は、私的には浅草で一番肌のあうスイーツの店であって、ここはなにを選んでもはずれはない。

いつもはオーソドックスなケーキを選ぶことが多いのだけれども、今回は「浅草ななん」の札も鮮やかな、パンプキン・プリンを選んだ。

パンプキン・プリンは、どちらかといえば子供っぽいプリンよりは、ちょっとだけ大人っぽく思える。

ママの味

その大人っぽさとは、かぼちゃの味というのは、乳（ミルク）の味よりも後に覚えた、という程度のものだろうが、まあ、そういうものが人間の記憶の中では、重要な序列（秩序）をつくっているように思える――たぶん古い記憶の方が偉いのじゃないだろうか。

それから、「ミルキーはママの味」というキャッチ・コピーがあるように、わたしたちは、大人になっても――いやなってこそ、乳系スイーツを好むのは、どこかで"ママの味"なのだと（私は勝手に）考えている――このパンプキンプリンもベースは"ママの味"なのである。

つまりそれは鏡像段階（想像界）の味なのであると書いて、まあ、そんなことはどうでもよい、と思うわけだ。（笑）