福島の桃あかつき福島の桃 あかつき


福島の桃 あかつき

午前4時55分起床。浅草はくもり。今年も福島の桃 あかつきが当家にやってきた。福島の桃は、ほとんど地元で消費されてしまうので、全戸的な知名度は山梨や岡山に比べると低いが、福島は国内屈指の桃の産地なのである。

その国内屈指の産地が誇る最初の桃はあかつきである。あかつきは少しかたいぐらいのものを冷さないで皮ごと食べるのが好きだ。学生の頃、あたしのアパートの隣には、会津の湯川村の桃栽培農家の息子が住んでいた。それでこの時期は出荷できないような桃が彼の部屋にはたくさんあった。

あたしはいつもお裾分けをいただいていたのだが、彼から教わった食べ方が上記の方法なのだ。今はちゃんと切ってもらって、しかし皮は付いたまま食べている。それもまるごと一個だ。糖質制限食では勿論駄目な食べ物であるが、あたしは桃だけは(いや蕎麦もだな)有無を云わさずに食べるのだ。

あかつき