1月全国百貨店売上高 過去2番目の下げ幅
消費の低迷を受け、百貨店の売上高が過去最悪の水準となる落ち込みを続けている。
日本百貨店協会が19日に発表した09年1月の全国の百貨店売上高は約6131億円で、前年同月比で9.1%減少した。減少は11か月連続で、消費税導入の影響を受けた時期を除けば過去最大だった08年12月に続き、2番目の下げ幅となる。食料品や催事などは回復傾向にあるが、宝飾品や冬物コートなどの高級品が依然、苦戦を強いられており、初売りも伸び悩んだ。また、法人需要の冷え込みも大きく影響している。
百貨店協会は「衝動買いがなくなり、一人当たりの購買点数が少なくなっている」と話し、今後、消費者の生活に貢献するような企画を打ち出すことで売り上げ回復につなげたいとしている。 from 1月全国百貨店売上高 過去2番目の下げ幅 | 日テレNEWS24