グリーンアスパラ
午前4時50分起床。浅草はくもり。美唄から今年もグリーンアスパラが届けば、これは秋野さんからの「贈与」である、と書いてある。いや、書いてなくとも、それと直ぐにわかる発砲スチロール製の箱に入ったそれは、今年も縦になってやって来たのである。
これが届くと我が家では、まず最初は、茹でてマヨネーズで食べる。
なんだかんだ考えたのだが、これが一番旨いのはたしかで、アスパラをやや堅めに茹でて、その堅めに茹でた、芯の残ったアスパラに、マヨネーズをたっぷりつけて食べるのである。
するとこのアスパラの不思議さで「スイートコーン」の味がするのだ。つまりトウモロコシの味がする。
なんとも不思議な味なのだが、毎年この不思議さを味わいながら、北海道の美唄のうまさの「贈与」を感じる。さあ、食ってくれ、と云っているその姿に、あたしの頬もつい緩むのだ。