きんぴらごぼうきんぴらごぼう


きんぴらごぼう

午前6時10分起床。浅草はくもり。盛岡での夕餉は「たかのはし三太郎」であった。三太郎と云えば、(たぶん)桃太郎、浦島太郎、金太郎のことなのだが、ここは何故「三太郎」と名付けたのがちょっと気になる昨今だ。しかしそんなことより、ここはまるで浅草の「末っ子」のように「甘いはうまい、うまいは身体に悪い、それを体現したような料理」を出す。

きんぴらごぼう」を食べて思ったのだ。こんなのナシである、と。どうしてこんなに分かり易く「うまい」=「甘い」のだろう。ともすればそれは下品な味である。しかし決して下品にはならず、かといって上品すぎることはない。その中間加減がみごとなのだが、総じてこれがこの店の味になっていると云ってよいだろう。これが基底なのだ。

あたしはこの「きんぴらごぼう」ばかりをムシャムシャと食べていた。後を引くうまさなのだ。もろん根菜である。きんぴらである。甘いのである。糖尿病の身体に良いわけがないのであるが、そこはビール3杯と芋焼酎の水割り2杯で(アルコールを分解するのにブドウ糖が使われるので)血糖値を下げる、という魂胆みえみえの酒飲みをやらかしたのだった。

ビールとお通し 刺身の盛合わせ

えだまめ ポテサラ

DSC_0963 手羽先

モツ鍋 メンチカツ

たかのはし三太郎
岩手県盛岡市中央通1丁目11-21村上ビル第1ビルB1F