盛楼閣の冷麺大盛盛楼閣の冷麺大盛


盛楼閣の冷麺大盛でランチ

午前6時起床。盛岡は晴れ。盛岡に着けば「盛楼閣」なのである。この「盛楼閣」だが、何時もは満員の客を集めているのにこの日は一寸違っていた。「盛楼閣」は駅前にある。その駅の中に(たぶん)岩手県最大の集客力を誇るフェザンが新しい店舗をオープンさせていたのだ。その影響だろう、と下河原さんが云っていたが、今日見れば盛岡駅のフェザンは、そうかも知れないな、と云うほどの人出だった。

その何時もよりは静かな盛楼閣で「冷麺」を食べた。遠慮無く大盛にして、このうす黄色い麺を楽しもうというのだ。盛楼閣の「冷麺」は抜群の麺の安定感である。太すぎず、堅すぎず、誠にのどごしがよろしいのだ。そしてスープがまたいいのである。白いテールスープは(あたしは)たまごの黄身を溶かしてやるので、これもまたうす黄色く染まり、そして辛みを入れないので、赤く染まる事を知らない。

まさに比類無きその味を際立たせている。それらを食べるのである。ズスーッと麺を手繰ると、スープが呼び込まれようについてくる。あー冷麺を食べているのだな、と思う。この「冷麺」とよく似た食感の「本陣」の蕎麦も、いざ本物の「冷麺」の前ではかなわない。そして最後のスープ一擲まで飲み干してしまう。腹がはちきれそうになるのだが、不思議と夕方には腹は空いているのである。

ナムル

盛楼閣
岩手県盛岡市盛岡駅前通15-5 ワールド・イン・GENプラザ2F