やきおにぎりやきおにぎり


やきおにぎり

午前5時25分起床。浅草はくもり。盛岡での宴会は「網玄」だった。「網玄」の料理は普通じゃない普通である。普通にあるものを普通に食べない(あたしだけかもしれないが)。この日は「海藻と豚しゃぶしゃぶ」や「ホヤ」そして「たこ」などが並んだ食卓に、あたしの気を惹くものがでてきたのだ。そう「やきおにぎり」であった。「やきおにぎり」は、子供の頃のあたしの間食の主食で、祖母がよくつくってくれたものだ。

しかし、この「やきおにぎり」はあたしの「やきおにぎり」(いつも醤油でできていた)とは違い、。甘い味噌が表面をおおいそれを焼いていた。しかし、あたしはご飯は食べない人にもかかわらず(糖質制限食だ)思わず「おにぎり」に手がでる。一人一個ずつあるとは云え、あたしの眼の前で横たわる躯体に思わずかぶりつく。それも焼いたところだけを食べるという反則技。あーと思わず声がでる。その味は忘れていた友達の家の味なのだ。

やきおにぎり

山菜の天ぷら

ホヤ

網玄
岩手県盛岡市菜園1-2-17