うにうに


「うまい」と云うこと

午前4時40分起床。浅草は晴れ。これは下河原さんがおいでになった時の2店目で何時もの「すし処 清司」だ。しかし、何故に一週間も前の事を今頃に、なのであるが、書くのを忘れていたのだからしょうがない。あたしが「清司」を使う様になってだいたい20年程経つ。同じが顔が何時も待っていてくれる。そしてここでも何時もと同じものを同じ様に食べ同じ様にお代を払う。それがあたしに染みついたように行う行事である。

あたしはかつて(あたしの)「街的」の定義についてこう書いた。

寿司と洋食と蕎麦は、近所のがいちばんうまい。 from 「街的ということ」

それは今でもそう思っていることで、例えば遠くで食べた寿司に目を見張るようなものがあったとしても、やはり寿司は近所のが一番うまいのだし、洋食もまたしかりだし、そして蕎麦は云うまでもないのである。しかし、この「うまい」は「うまい」がちょっと違うような気がしている。ここでの「うまい」が意味するのは、あたしが客人と一緒に食べられる、ということなのである。浅草にいて「客と一緒に食たいもの」をあたしは「街的」と呼んでいるのかもしれない。[浅草グルメマップ]

鯵 アナゴ

小鰭 赤貝

大トロ

すし処清司
東京都台東区浅草3丁目22-12 新坂ビル1F