仲野りんご園の「こみつ」仲野りんご園の「こみつ」


仲野りんご園の「こみつ」

午前5時30分起床。浅草は晴れ。茨城県久慈郡大子町から、香りとともに林檎が届いた。長谷川さんの贈与である。「香りとともに」、と書いたが、なによりも香りが強烈な印象を残すのだ。この林檎は(たぶん)「こみつ」である。「こみつ」は長谷川さんから教わった林檎だが、教えてもらった物の産地は「JA津軽みらい農業協同組合 石川販売センター」である。それが茨城で採れるという(茨城という)土地の器用さ。

茨城でも「こみつ」が採れるのだ。届いたのは「茨城県久慈郡大子町 仲野りんご園」産である。それは本当に小さな林檎で、その上粒も揃わない。全然同じ向きに入っていない。色もなんだかいまいちだ。だけれどもこの不揃いの林檎が放つ香りの素晴らしさ。食べれば抜群にうまい。例によって輪切りにして食べたのだが、みっちりと詰まった蜜の素晴らしさ。やっぱり「こみつ」はこうして食べるのが一番なのだ。

仲野りんご園の「こみつ」

仲野りんご園の「こみつ」