蒸し豚蒸し豚


正月は休むものだ。喜夜楽番(キャラバン)の蒸し豚と餃子と魚香茄子

午前7時起床。浅草はくもり。この歳になって休みたいと思った。20代、30代は夢中で生きた。40代には花が咲いた。そして50代、病気と闘ってきた10年間だった。それももうすぐ終わる今、心の奥底から休みたいと思う。

正月は休むものだ、と日本に王さまはいないので誰かが言わなくてはならない。しかし、いったい誰の云うことを聴けばいいのかが分からないまま生きてきた。あたしは王さまを求めて60年間生きている。その結果が「わからない」なのだ。そして、60代になっても分からないのか、はたしてそれが幸せなのなも分からない。

喜夜楽番(キャラバン)に行って、「蒸し豚」と「餃子」と「魚香茄子(茄子の香り炒め)」でビールを呑んで寝る。これがどうしようもないあたしの一日の終わりかただ。もうすぐ今年も終わるというのに、ただ寝るだけである。どうしようも無く眠い。どこかの王さまが言っていた。夜は眠るものである。御意![浅草グルメマップ]

餃子

魚香茄子

喜夜楽番(キャラバン)
東京都台東区浅草5丁目9-4