ブラウンソースエッグハンバーグ定食(ミニ)
午前3時30分起床。浅草は晴れ。この日は「松屋 本所吾妻橋店」でランチにした。ここは普通にランチの店だが、何時も書くことだが、(たまに行くと)自動販売機で悩むという年寄り泣かせの店だ。この日は「ブラウンソースエッグハンバーグ定食(ミニ)」をを頼む。この「ミニ」の意味なのだが、ご飯が少ないのである。
しかしこの店、何時いっても雰囲気が寒いのだ。例え夏場の炎天下の下だろうが寒い(今は真冬の寒空の下だが同じことである)。何故なのか、と思うのが、要は圧倒的に「独りぼっち」なのである。居酒屋では最高峰と云われている「コの字型カウンター」を持ち、そのカウンターに皆座るのだが、何人人がいようがめったなことでは目をくばることもない。
ただ眼の前にやってきた定食や丼を一所懸命にもくもくと食べ、そしてただ帰って行くだけだなのだ。「独りぼっち」、なんとなくサラリーマンの哀愁を感じてしまうし、下街なれど東京という処を凝縮した様な店だ。こんな是値がない店ならば,隣の「ゆで太郎」の方がまだましかと思うが、やはりたまには「松屋」なのである。この機械仕掛けのような店のメニューが妙に恋しくなることもあるのだ。
松屋 本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3-7-4 ライオンズマンション吾妻橋