王さまの餃子王さまの餃子


餃子 の王さま

午前4時50分起床。浅草は晴れ。鰻の「小柳」の斜め向かいに「餃子の王さま」はある。前々から行きたかったのだが、店の前には行列ができていてなかなか並ぶ気になれなかったのだ。この日は家人と2人で「餃子でもくうか」と、自分の予定の無さにあきれながらも、漸く「餃子王さま」の前に立った。

5人ほど店の前で待っている。その待っている間があまりにも暇なので、サンプルで飾られたメニュー棚を見る。と書かれている言葉の言い回しに思わず笑ってしまう。『当店自慢の餃子を召し上がりますと お肌が美しくなります お色が白くなります
お髪が房々となります 市販の元祖 餃子の王さま』。敬語はこれで良いのかと思うが、映画で見た「三木のり平」のしゃべりを思い出していた。

待つこと20分。漸く中に呼ばれ一階のカウンター席へ。眼の前では親父さんが餃子を作っている。早速「王さまの餃子」を頼む。ここの餃子は全部で4種類。まずは「王さまの餃子」だ。この餃子は野菜だけで、全て細かく切ってある。食べれば肉などない方がうまいのだ。これは以外だとあたしたちはもう2人前を頼む。

そして「スープ餃子」を頼んた。スープと云うのはタンメンのスープの様なもので、中に入っている餃子は、今度はなんと「肉餃子」だ。その肉餃子というのが全面肉なのであり、これもうまい。成る程、この店は、野菜の餃子は野菜だけ、肉の餃子は肉だけ、という割り切りの良さをウリにしていようだが、その割り切りの良さを、流石「浅草ッ子」だよなと思う。まだ行こう。[浅草グルメマップ]

サンプルで飾られたメニュー棚

スープ餃子

ビール

餃子の王さま
東京都台東区浅草1丁目30-8