越の海藻挽き生そば越の海藻挽き生そば


越の海藻挽き生そばという「まれびと」

午前5時10分起床。浅草はくもり。うどん☆人2号さんの贈与は、越後長岡小嶋屋の「越の海藻挽き生そば」だ。丁度うちは夕餉の準備をしようとしていた時間帯だった。ピンポンとクロネコヤマトが呼んでいる。クロネコが運んで来たそれは「生そば」と書かれていた。

荷をとくなりこの「生そば」を早速食うことに決めた。もう何年も食べているとは云え、半年に一度の外からやってくる客人のような蕎麦だ。あたしのとってこれは、正に「まれびと」なのである

蕎麦と云えば、東京の東側の「立ち喰い蕎麦」が精一杯のあたしにとって、新潟県からクロネコに乗って飛んでくる「まれびと」は、茹で時間は2分丁度。蒸らしはない。笊に盛ったこの蕎麦は、ほんのり緑色がかってすこし堅い。その堅さを理解できるようになると、この蕎麦の旨さが分かってくる。

食べやすいようにと、一山一山の盛られた蕎麦を、たっぷりと汁につけて食べるのだ。付いてきた「天かす」がまたうまい。まさにあっと云う間に出来上がる、おいしい「まれびと」の夕餉だった。うどん☆人2号さん、ありがとう!

越の海藻挽き生そば