地獄そば地獄そば


地獄そばとほろ酔いセット

午前5時30分起床。浅草はくもり。これは昨年の暮れに北千住の「きそば 柏屋」で食べたもので、あたしは昼酒と洒落てみた。「ほろ酔いセット」という、酒に、板わさ、天ちら、もりそばがついたもので、これが(あたしは)大好きなのだ。今回は、この「ほろ酔いセット」を中心に書こうかと思ったが4年も前に書いていた

そこで躍るあたしの文字は、相変わらずで、何処かで脳梗塞の後遺症を見ることができる。そういう訳で、家人が食べた「地獄そば」を先頭に持って来てみた。しかし、ただ先頭に持って来ただけであたしには味がわからない。ただ「地獄そば」を食べる家人を見ているあたしの気持ちは書けたりする。

家人は「柏屋」ではよく「地獄そば」を食べる。「地獄そば」は海老天、温泉玉子、たけのこ、山菜が入った蕎麦だ。これが何故「地獄そば」なのか、と云うと、あたしゃ分かっていない(一説には、閻魔様を本尊とする「金蔵寺」の閻魔様がこの「柏屋」の「そばがき」を食べたとかとの言い伝えがあるらしい)。

でも、この「地獄そば」を食べる家人は何時も幸せそうだ。彼女に云わせると、何故「地獄そば」なのかは分からない、それどころか知りたくもない、という。その通りだとあたしも思う。分からなくても良いのだ。世の中に、なぜそんな名前を付けたのかが分からない「おいしいもの」があることの方が、知ってしまった時よりも何十倍も幸せなのだと思う。 [お蕎麦deランチ]

店内1階

ビールと板わさ

天ちら

もりそば

柏屋
東京都足立区千住2丁目32