鰤の照り煮鰤の照り煮


鰤の照り煮でランチ

午前5時30分起床。浅草は雨。この日は「墨田区役所 食堂」で「鰤の照り煮定食」を食べた。「鰤」なのである。魚へんに師である。つまり師走の魚の意であるが、それを初夏に食べる。そして「鰤の照り煮」なのである。「照り焼」ではないのだ。なんかヘンだなと思いながら食べる。

しかし、食べれば正に王道の味がするのだ。「肉ばっかりくってんじゃねーよ!」なのである。「鰤」の身は、照り煮の最中に固くしまってくる。その上、今日は尻尾のほうがきた。余計堅くしまっている。その身を解し、白米の上の乗せて食べる。ぱさつく身を「照り煮」の汁で優しく包む。

うまいではないか。

「鰤」はあたしの中では、「鮭」に次ぐ魚の王道である。「鮭」がクイーンなら「鰤」はジャック、「鮭」が飛車なら「鰤」は角である。しかし、口に入れる「鰤の照り煮」はお菓子の様にうまいのだ(ホントは体には不味いのだが)。今度は是非「塩焼き」を食べたいと思うのだ。[浅草グルメ]

鰤の照り煮

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F