冷たぬきそばと冷おろしそば
午前5時起床。浅草はくもり。あたし達は上野にいたのだが、ランチは軽く立ち喰い蕎麦屋で済まそうと「つるや」に入った。もう梅雨であるが、梅雨のメニューは難しい。入口のディスプレイの前で、温かいのにしようか冷たいのにしようかと考えていた。
難しい、と云っても、まあ、そんなものだが、挙げ句に冷たい蕎麦が2種類になった。「冷たぬきそば」と「冷おろしそば」の2つである。
いつも一緒にいる家人とあたしのものだが、どっちがどっちという訳ではないのだ。この二つ、どちらを食べてもかまわないのである。いつのまにかにそうなってしまったのだが、まあ、お互いに納得しているのだからいいのである。
この二つはそれぞれにうまいのだ。正反対の旨味と云ってもよい。
どちらかと云えば甘みが際立つ「たぬきそば」に対して、ビリッと絞まる「おろしそば」と云える。なかなかうまいつゆに、なるほど、どちらも冷やしでよかったかもしれないな(でも本当は寒かった(笑))、等とわかったようなふりをして店をでたのだ。
つるや
東京都台東区上野6丁目11-12 1F