唐揚(2ヶ、1ヶ)そば唐揚(2ヶ、1ヶ)そば


わざわざ我孫子の弥生軒6号店に行ったのだ

午前4時40分起床。浅草はくもり。家人が突然「弥生軒6号店」に行きたいと云いだした。「唐揚そば」を食べたいと云う。なにやらTVで放送されたらしいが、あたしは以前歩き回っていた頃に、我孫子駅まで行ける機会があり、2度ほど「唐揚(2ヶ)そば」と「天玉そば」を食べたことがある。

味はよくまとまっていた記憶があるが、しかし、味よりも何よりも、唐揚げの量に度肝を抜かれた記憶の方が大きいのだ。そう、ここの名物は「唐揚そば」なのであり、そしてあの「山下清画伯」が働いていたことでも有名な店なのが、しかし、本当に電車賃をかけて食べにいくのかと不安になる。

しかしだ、本当に食べに行ったのである。この日は、鐘ヶ淵の病院で定期の診断があった。その診断が終わり、あたし達は北千住駅で常磐線に乗り、そして我孫子駅へ向かった。乗車時間は30分程で我孫子駅に着き、そして「弥生軒6号店」へ。電車は前方だったので少し戻った。

建物は新しく建て替えられ、あたしが行った時とはガラリと変わっていた。新築されたようだ。入口に「弥生軒6号店」の看板、そして「山下清画伯」が働いていたことを表す、「僕が働いて居た所です。あじはいかかですか 山下 清」と自筆のコピーが張ってある。

それよりもなによりも、入口で人が並んでいたのだ。そんなに混んでいるのか、と不安になったが、これは自販機を待つ人の列だったので、直ぐにあたし達の順番になる。あたしは嘗ての経験から「唐揚(1ヶ)そば」を、家人はやる気満々で「唐揚(2ヶ)そば」を買った。

蕎麦は直ぐにできある。早速食ベようと「唐揚(1ヶ)そば」の蕎麦を手繰る。そう、この蕎麦なのだ、と思い出す。そして汁をのんでみる。あーこの味だ。しっかりした土台のようだな、とあたしが云う。そして愈々の唐揚げである。なんでこんなにでかいのだろうと思わずガブリ。あーこの味だと家人を見る。

あたしは漸く「唐揚(1ヶ)そば」をやっつける。家人はもう一個の唐揚げに手を焼いているようだったが、なんと何時のまにかに全部たいらげた。本人曰く、「唐揚(3ヶ)そば」でもいけるわよ、なのである。しかし、この我孫子駅までの電車賃は蕎麦の代金よりもずっと高いのだが、家人はそんなことは堂でもよいらしい。恐るべき食い意地である。

唐揚(1ヶ)そば

唐揚(2ヶ)そば

弥生軒6号店

自販機

弥生軒6号店
千葉県我孫子市本町2丁目1 我孫子駅1・2番ホーム内