梅むらの豆かん(お持ち帰り用)梅むらの豆かん(お持ち帰り用)


梅むらの豆かん(お持ち帰り用)

午前5時起床。浅草は晴れ。「梅むらの豆かん」はとてもシンプルな甘味である。しかし、甘味と書いた途端に、お前は食えないじゃないのか、と思われたあなたは正しい。この「豆」と「かんてん」と「黒蜜」だけで出来ている「三位一体」の「黒蜜」を食べることがあたしは出来ない。

「梅むらの豆かん」は、この三つのバランスがとてもよいのは当然なのだが、最後に掛ける「黒蜜」の出来は素晴らしいなんていうものじゃない。これがなくては「豆かん」が成り立たないのだ。しかし、(あたしは)「黒蜜」を食べることが出来ない。ただ、食べれば食べられるけどその後が恐い。血糖値の急上昇が待っている。

だから、あたしの「豆かん」は「三位一体」ではない。糖尿病は、これだからいやなのだが、「梅むら」にはなんの罪もない。

そこであたしは、「黒蜜」を自分で作って食べるのだ。つまり「低糖質の黒蜜風シロップ」を自分で作る。

作り方は簡単で、付いてきた「黒蜜」を少し使う。そして「ラカントS液状」をこれも少しと「醤油」を少し使いだけ用いるだけだ(全部少しなのはgを計ったことがないので分からないのだよ)。あとは混ぜると「黒蜜風のシロップ」になる。

この「黒蜜風のシロップ」を掛けた「梅むらの豆かん」は、三つのバランスがギリギリの処で保たれれ、「かんてん」と「豆」が生きてくる。「梅むらの豆かん」に出会った頃の、大人の甘味が甦る。これは、やっぱり東京でいちばんうまい「豆かん」だ。[浅草グルメ]

梅むらの豆かん(お持ち帰り用)

梅むら

梅むら
東京都台東区浅草3丁目22-12