ホットドッグ・プレス
午前4時起床。浅草はくもり。昔「ホットドッグプレス」という雑誌があった(というかまだあるらしい)。それはまだあたしが学生の頃に誕生したものだったから、40年位前の話だ。「ポパイ」の対抗誌として出されたもので、勿論あたしも呼んだが、内様はどうあれ、その「ホットドッグ・プレス」という名がなんとも「アメリカンチック」だった。
「アメリカンチック」、あたしらの世代には甘い言葉だ。今では、毛嫌いしていることが多い言葉であるが、当時のあたし達にとっては、アメリカを真似するしかなかったのだから(文化というものが根刮ぎ壊された跡だった)、「メンズ クラブ」と(先の)「ポパイ」と並びよい教科書だった。
ホットドッグ
「ホットドッグ」といえばアメリカ合衆国なのである。ソーセージを温めたものをパンに挟んで食べる。なんともな食事なのだが、今回これを食べたのは、「銀座ブラジル 浅草支店」だ。そうブラジルという日本の銀座ある店(あるかどうかは分からないが)の浅草の支店なのだ。
この言葉遊びのようなものが面白くも面倒くさいが、あたしは1個だけをもらって食べた。たぶん糖質が多いだろう、といことは百も承知である。一口囓ると安っぽい味がした。なるほどこれは手だけで食べられる。細分化することさえはばかれるその味は大雑把な味と書けば良いのだろが、やっぱりここは日本なのである。うまいのだ(笑)。[浅草グルメ]
銀座ブラジル 浅草支店
東京都台東区浅草一丁目28-2