もりそばもりそば


十和田

午前3時15分起床。浅草は晴れ。「十和田 メトロ通り店」には入ったことがなかった。有名な店なのに、なぜかは自分で考えたことがなかった。散々店の前を行き来していたのに、この店には入ったことがないのである。強いてあげれば、なんとなく敷居が高いとか、「結界」があるとか、まあそんな理由なのかもしれない。

しかし、「結界」は一度入ればそれなりに消えてしまうものなので、一度入ろう、という気にさせない何かがあるのだろう。その何かは今をもっても判断できないのであえる。

しかし、入ったことのない店がテイクアウトをやっていると、なぜか店の前にあった「結界」が無くなることは確かだ。この日は何時もの散歩の途中であった。例によってなにかないかな、と探しながらあるいていた。ふと「十和田 メトロ通り店」をみるとテイクアウトをやっている。

もりそば

そして何の躊躇もなくそのテイクアウトをもらったのだ。しかし、なんで躊躇無くなのか。はあたしも知らない。あたしは「もりそば」をもらう。そう初めて食べる蕎麦屋の蕎麦は「もりそば」に限るのだ。そして急ぎ家に帰って蓋をあける。そしたら「もりそば」は早くも固まっていた。

これではダダでさえ食べた事のない「十和田 メトロ通り店」の味は6割5分は落ちるだろう。そう思って蕎麦を裏返しに転地返しし蕎麦をほぐした。汁の蓋をあけ、まずは薬味を入れないで食べてみる。するとどうだ、やるではなか。さっぱりとした汁の味は好みでは無いにしろ、テイクアウトでこれだけうまいとは驚きだ。

そして、薬味を加えて食べてみると、おーこれはなかなかやるのだ。それに付いてきた天かすを加えてみると、いやこれは当たり前おことなのだが、まずいはずはなくなっっている。勿論これはテイクアウトだ。店で食べる「もりそば」はこれの2倍も3倍もうまいだろう、いや、行かねばなるまい。[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]

もりそば

天かす

十和田 メトロ通り店
東京都台東区浅草一丁目33-5